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化学繊維は熱で溶けてしまうものも多く、高温で液状になった繊維が滴り落ちて皮膚につき、大やけどをすることもあります。カネカロン繊維は燃えても液状にならず、炭化して縮むだけです。だから、溶けた繊維による思わぬ二次被害もありません。カネカロン繊維が燃えるために必要とする酸素濃度は、空気中の酸素濃度を上回っています。つまり、火源がない限り単独で燃え続けないのです。LOI値はLimited
Oxygen Index(限界酸素指数)の略号で、燃焼に必要な酸素濃度のことです。空気中の酸素濃度は20.9%であるため、LOI値が約21以下のものは火が着火したら燃え続ける状態になるということです。カネカロンは28から最大38のLOI値を示しますので、火源がない限り単独で燃え続けることはありません。
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| カネカロンと防炎性ポリエステルの燃焼時の様子 |
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| カネカロンの燃焼 |
防炎性のポリエステルの燃焼 |
| 焦げるだけで燃え広がらず、液状にならない |
布が熱で溶け、その高温の滴でさらに燃焼が広がる |
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主な合成繊維のLOI値 |
| 繊維 |
LOI 値 |
| カネカロン |
28〜38 |
| ポリ塩化ビニル |
35〜40 |
| 難燃ポリエステル |
28 |
モダクリル繊維
(カネカロン以外) |
25〜32 |
| ウール |
24〜25 |
| ポリエステル |
20〜23.5 |
| アクリル |
18〜20 |
| ポリプロピレン |
18〜20 |
| ビニロン |
19.5〜20 |
| レーヨン |
18〜20 |
| コットン |
18〜21 |
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