カネカロン®はアクリロニトリルと塩化ビニルの共重合により出来たアクリル系繊維です
カネカロン®はアクリロニトリルと塩化ビニルの共重合により出来たアクリル系繊維です
カネカロン®は50年以上の開発歴史の中で、動物毛皮を研究し、多様な動物それぞれの特性に合う繊維の研究開発を行ってきました。エコファーの品質を決める重要なポイントは、繊維の断面形状・光沢・繊度・長さ・繊維の種類の組合せです。要望に応じて最適な繊維を提供出来るようスペックを取り揃えています。
カネカロン®は難燃性に優れる塩化ビニルを含んでおり、素材自体に難燃性を持っています。そのため、難燃性は洗濯等によって劣化することはありません。火源が取り除かれると、火は燃え上がることはなく、自己消火します(LOI値(限界酸素指数):26以上、自社試験結果であり、保証値ではありません)。
特にぬいぐるみ、ホームテキスタイル、子供服等安全性への配慮が必要な用途に有効です。
※LOI値とは難燃性を測る尺度として用いられる数値で、「JIS K7201 限界酸素指数」で規定されています。LOI値は、窒素と酸素の混合気体において、物質の燃焼を持続させるのに必要な最少酸素量の容積百分率で表されます。つまり、LOI値が高いほど燃え難いということが言えます。